Field Stories

その仮説、本当に合っていますか。

まだ、社内にない 仮説は、 現場から生まれます。

生活者との対話では、企業が想定していなかった一言や表情、 暮らしの中の行動から、これまで社内になかった見方が生まれることがあります。 ここでは、商品やサービス、企業の見方が動き始めた現場をご紹介します。

企業担当者と生活者が丸テーブルを囲み、対等な雰囲気の中で対話している共創セッションの様子

A new point of view

Before 今ある仮説から、答えを選ぶ。
Through dialogue まだなかった仮説を、現場から見つける。

現場ストーリーでお伝えするのは、成果を誇るための事例ではありません。 生活者との対話や暮らしの観察から、企業側の見方がどのように変わったのか。 その小さな転機を、一つずつ紹介しています。

Product development & service improvement

生活者との対話から見つけた、商品開発・サービス改善の事例

こらぼたうんでは、企業と生活者が継続して対話する 共創セッションをはじめ、 買い物同行、自宅訪問、試作品の持ち帰り使用、 試食・試飲などを行っています。

目的は、生活者の意見を集めることだけではありません。 商品の使われ方や選ばれ方を一緒に確かめ、 企業側が最初に持っていた見方を見直し、 新しい商品企画、改善、伝え方、市場開拓につながる仮説を見つけることです。

このページでは、商品開発、売り場、暮らしの観察、 パッケージ、組織づくり、サービス改善、市場開拓など、 実際の現場で企業の見方が変わった事例を紹介しています。

中小企業の担当者と支援者が、共創商品の提案資料を囲み、市場への伝え方や販売先について話し合っている様子

Beyond product development

こんな相談も増えています

生活者との対話から商品を形にしても、 営業担当者や取引先との接点が限られ、市場へ届ける段階で立ち止まる中小企業があります。

営業を代行するのではなく、生活者と一緒に見つけた価値を、 企業自身が取引先へ提案できる形に整えます。

商品化した後の市場開拓について読む →

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現場ストーリー全30件

ここからは、CASE001からCASE030までを番号順に掲載しています。 商品開発、売り場、価格、組織、サービス改善、市場開拓など、 さまざまな現場で企業の見方が変わった過程をご覧いただけます。

CASE 001–030
商品を使い始める前の迷いについて生活者と企業担当者が対話している様子

CASE 001

箱を開けるまでの時間を、私たちは見ていませんでした。

商品そのものではなく、使い始める前の迷いに目を向けたことで、 置き場所や家族への説明、最初の一歩に改善のヒントが見えてきました。

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企業担当者が生活者に技術や商品の特徴を説明しながら反応を確認している様子

CASE 002

「世界初」だけでは、伝わりませんでした。

技術や素材の優位性を説明するだけでは届かなかった価値が、 生活者の暮らしの言葉へ置き換えることで伝わり始めました。

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企業担当者が生活者と一緒に売り場を歩き、商品の選び方を観察している様子

CASE 003

売り場で見つけた生活者の本音

買い物同行で聞こえてきた友人同士の会話から、 ネーミングやサイズ、デザイン、説明文を選ぶ本当の理由が見えてきました。

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生活者が自宅のキッチンで引き出しを開け、商品の普段の収納場所を見せている様子

CASE 004

その商品は、キッチンの上にはありませんでした。

自宅を訪ねて実際の収納場所を見たことで、 使いやすさだけではなく、暮らしをすっきり保ちたいという優先順位が見えてきました。

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親子と企業担当者が商品の色やイラスト、デザイン案を見ながら選ぶ理由について話している様子

CASE 005

買うのは親。でも、選んでいたのは子どもでした。

親子の自然な会話から見えてきたのは、 購入する人と、実際に選択へ影響している人は同じとは限らないということでした。

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企業担当者と生活者が、キッチン用品の使い方や用途について意見を交わしている様子

CASE 006

「なんでも使える」が、選べない理由になっていました。

幅広い用途を強みとしていたキッチン用品。しかし生活者には、 何に使えばよいか分からない商品として映っていました。 特定の使い方へ絞ったことで、選ぶ理由が明確になりました。

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営業担当者と企画開発担当者が生活者と同じテーブルを囲み、試作品や商品案について意見を交わしている様子

CASE 007

売ってもらう前に、営業にも同じテーブルに座ってもらいました。

完成後に営業へ説明するのではなく、企画段階から生活者との対話へ参加。 同じ反応と言葉を共有したことで、部署間の関係や販売への姿勢まで変わりました。

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企業の社長と企画担当者が、複数の生活用品の試作品と生活者の意見を確認し、製品化を進めるか慎重に検討している様子

CASE 008

良いコンセプトでした。でも、製品化は見送りました。

良いコンセプトをもとに試作と改良を重ねましたが、 生活者の反応は十分には高まりませんでした。 妥協して発売せず、大きな投資の前に止める判断を選びました。

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工場長が清潔に整えられた製造工場を生活者へ案内し、衛生管理や製造工程について説明している様子

CASE 009

当たり前に続けていたことが、選ばれる理由になりました。

企業には当たり前だった衛生管理や整理整頓、ものづくりへの姿勢が、 生活者には大きな安心と信頼として映りました。 すでにあった価値を、さまざまな接点で伝えるようになりました。

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生活者が売り場で商品を手に取り、パッケージを確認しながら購入するか迷っている様子を企業担当者が見守っている

CASE 010

商品を棚に戻した、その瞬間に理由を聞きました。

一度は商品を手に取った生活者が、最後には棚へ戻しました。 その直後に理由を確かめたことで、購入を止めた要因と、 商品改善や伝え方につながるヒントが見えてきました。

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生活者がキッチンで市販の専用ケースを手に取り、企業担当者に普段の保管方法や使い方を説明している様子

CASE 011

「不満はない」と言いながら、別のケースに入れ替えていました。

パッケージには不満がないという生活者。しかし実際には、 キッチン消耗品を市販の専用ケースへ入れ替えて使っていました。 言葉では見えなかった使いにくさが、暮らしの中の工夫に表れていました。

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社長と生活者、企画担当者が丸テーブルを囲み、役職に関係なく笑顔で率直な意見を交わしている共創セッションの様子

CASE 012

社長も、ここでは「〇〇さん」でした。

社長の参加に社員は最初こそ緊張しましたが、 全員を「さん付け」で呼び、同じ丸テーブルに座ると、 社長も一人の参加者として生活者との率直な対話へ加わりました。

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企業担当者が共創セッションで生活者に完成前のラフな試作品を手渡し、次回まで暮らしの中で使ってもらう方法を説明している様子

CASE 013

完成していないからこそ、暮らしの中で試してもらいました。

ラフな試作品を生活者に持ち帰ってもらい、 日常の使用場面や使わなかった理由、家族の反応を次回へ持ち寄りました。 企業はその体験をもとに改良し、同じ参加者ともう一度確かめました。

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企業担当者が修正したコンセプト案を生活者へ見せ、前回との違いや選びやすさについて意見を交わしている様子

CASE 014

「前より選びやすい」と言われるまで、もう一度考えました。

最初の対話で見えた選びにくさを企業が持ち帰り、 コンセプトを組み直して次回、同じ参加者へ再提示。 「前より選びやすい」という変化と、まだ残る課題を一緒に確かめました。

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参加者が家族や友人との会話から生まれた新素材の使い道を、素材サンプルやスケッチを見せながら企業担当者へ共有している様子

CASE 015

社内では出なかった使い道が、家族との会話から生まれました。

新素材の特徴を参加者が暮らしへ持ち帰り、 家族や友人・知人との会話の中で使い道を考えてもらいました。 次のセッションには、社内だけでは想像できなかった発想が集まりました。

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生活者が修正後のWebサイトをスマートフォンで操作し、企業担当者とパソコン画面を見比べながら改善点や残る迷いについて意見を交わしている様子

CASE 016

作って、使ってもらって、また作り直しました。

制作途中のWebサイトをPCとスマートフォンで何度も操作してもらい、 迷った場所や見落とされた情報を確認。 企業が修正し、次のセッションでもう一度確かめる循環を重ねました。

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生活者が小さなつぼみのついた剪定枝を大切そうに手に取り、生産者や参加者と枝の魅力について話している様子

CASE 017

捨てていた枝を、生活者は「かわいい」と持ち帰りました。

生産者には処分に困る剪定枝でも、 生活者には小さなつぼみや季節の変化を楽しめるものとして映りました。 同じ畑に立って対話したことで、当たり前すぎて見えていなかった価値が見つかりました。

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スケルトン状態の店舗内で、オーナーと地域住民が図面や模型を囲み、地域にどのような店をつくりたいか話し合っている様子

CASE 018

自分たちの街に、素敵な店ができてほしかった。

オーナーの思いを書いたチラシをきっかけに、 謝礼がなくても多くの地域住民が参加しました。 スケルトンの状態からオープンまで約4か月、何度も対話を重ねながら店と地域の関係を育てました。

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気心の知れた高齢女性の友人同士が丸テーブルを囲み、笑いながら暮らしの経験について自然に話している様子

CASE 019

本音を引き出したのは、質問ではなく友人との会話でした。

初対面の人を集めるのではなく、普段から付き合いのある友人同士で参加。 誰かの一言を友人が補い、笑いや思い出話が広がる中で、 質問だけでは見えなかった暮らしの工夫や価値観が表れました。

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主婦を中心とした生活者が商品の高さや幅を手で示しながら、自宅の棚や収納場所に入るかを企業担当者と話し合っている様子

CASE 020

買う前に、家の置き場所を探していました。

商品について話すと、機能や価格より先に「あの棚に入るか」という会話が出ました。 生活者は購入前から自宅の収納や家族の使い方を思い浮かべ、 暮らしの中に商品が収まる場所を探していました。

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中小企業の担当者と支援者が、共創商品の提案資料を囲み、市場への伝え方や販売先について話し合っている様子

CASE 021

商品はできました。でも、届ける先が見つかりませんでした。

生活者との共創で商品の価値を見つけても、 営業人員や取引先との接点が限られる中小企業では、市場へ届ける段階に壁があります。 企業自身が提案し、市場を開拓できる状態まで一緒に整えました。

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生活者と企業担当者が丸テーブルを囲み、試食や試飲をしながら自由に会話している様子

CASE 022

試食の途中から、味の話ではなくなりました。

丸テーブルを囲んだ試食や試飲では、会話が食べる時間や家族、 量、容器、気分へと自由に広がりました。 一見すると本題から外れたような話の中に、味だけでは見つけられない商品の価値がありました。

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生活者と企業担当者が商品を囲み、価格と商品価値について話し合っている様子

CASE 023

「高い」の一言を、価格の問題だと思っていました。

「少し高い」という言葉を、企業は価格の問題だと受け止めました。 しかし、素材を選んだ理由や省かなかった工程を知ると、生活者の反応が変化。 値下げの前に、まだ伝わっていない価値があることに気づきました。

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企業担当者と生活者が商品を囲み、置き場所や収納、使い終えた後の手放し方について話し合っている様子

CASE 024

企業は購入の瞬間を見ていました。生活者は、手放す日まで見ていました。

企業が考えていたのは、手に取ってもらい購入してもらうことでした。 しかし生活者は、置き場所、見た目、収納、手入れ、 そして使い終えた後の手放し方まで想像していました。

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企業担当者と生活者が食品を試食しながら、子どもや家族の好み、食べやすさ、購入する場面について意見を交わしている様子

CASE 025

商品の話をしていたはずが、家族の話ばかりになりました。

食品について味や価格を聞いていたはずが、 生活者から出てきたのは子どもや家族の食卓の話でした。 本人がおいしいと思っても、家族が食べるかどうかが購入や継続利用を左右していました。

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生活者と企業担当者が食品を囲み、朝食やおやつ、家族との食事など、実際に食べたい時間や場面について意見を交わしている様子

CASE 026

「おいしい」は、食べる場面で変わっていました。

試食では高く評価される食品でも、 朝食、夜のおやつ、家族で分ける時間、来客時など、 食べる場面によって量や価格の受け止め方が変わっていました。

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生活者との対話の場で、企業の担当者と意思決定者が同じテーブルを囲み、意見を聞いている様子

CASE 027

会議室では決まらなかったことが、現場では決まりました。

企画に慎重な部長や社長にも生活者とのセッションへ参加してもらい、 終了後に企業メンバーだけで振り返りました。 同じ言葉と反応を共有したことで、報告を繰り返さず、その日のうちに方向性が決まりました。

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友人同士の生活者が店舗で商品を手に取りながら会話し、企業担当者も一緒に選ぶ理由や迷いを聞いている様子

CASE 028

友人同士の買い物に、企業担当者も加わりました。

顔も名前も目的も共有していた参加者と企業担当者が、 気心の知れた友人同士の買い物に一緒に加わりました。 売り場で自然に生まれる会話から、通常の店舗評価では見えにくい 選ぶ理由や迷い、比較の背景が次々と見えてきました。

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同じ家電製品を体験した生活者と企業担当者が、製品を囲みながら使い方や気づきについて対話している様子

CASE 029

企業の人が、生活者になってみました。

新商品のアイデアを考えるため、生活者だけでなく企業担当者も 同じ競合商品を購入し、暮らしの中で使ってからセッションへ参加しました。 共通体験が一問一答を会話へ変え、その会話が互いの見方を動かす対話へ深まりました。

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継続的なセッションで顔を合わせてきた企業担当者と生活者が、丸テーブルを囲みながら自然な笑顔で対話を交わしている様子

CASE 030

集まると、もう会話が始まっていました。

初回は軽いテーマのキックオフから始め、同じメンバーで対話を重ねました。 次第に、進行前から前回の続きが自然に話され、 率直な意見や企業側の迷いも共有できる関係へ変わっていきました。

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Field Story Library

これまでの現場から、企業の見方が変わった瞬間を集めました。

大きな成果だけではなく、生活者の一言、手の動き、家族との会話、 売り場や自宅で見つけた小さな違和感も、企業の見方を変える大切なきっかけです。 今後も、新しい気づきが生まれたときに現場ストーリーを追加していきます。

商品開発 売り場 買い物同行 親子 高齢者 収納 開封 価格・価値 ネーミング 試飲 食品 利用場面 家族会議 家族の食卓 プレゼント 市場開拓 手放し方

What might change

今ある仮説だけでは、見えてこないことがあります。

生活者との対話から、商品そのものだけではなく、 何を価値として届けるのか、社内でどんな問いを共有するのかが変わることがあります。 まだ社内にない仮説を、一緒に探してみませんか。

生活者との対話から、次に確かめるべきことを見つけます。

商品・サービス開発の途中でも、企画の前段階でも、 商品化した後の提案や市場開拓に迷っている段階でも構いません。 現在感じている違和感や迷いから、お聞かせください。