中小企業にとっての隠れた武器!企業ブログの驚くべきパワーとは?

「広告費をかけ続けるのは難しい。でも、問い合わせは増やしたい。」
そんな中小企業にとって、企業ブログは“地味だけど強い”武器になり得ます。理由は、記事が資産として残り、検索から見込み客と出会えるからです。

🧩 3行で結論(忙しい方向け)

  1. 企業ブログは、広告のように消えずに残るストック型の集客資産
  2. 検索で見つけてもらえると、アクセスの入り口がトップページ以外に広がる
  3. 記事が増えるほど、信頼が積み上がり問い合わせの“きっかけ”が増える

GA4移行で気づいた「アクセスの入口」

Googleはサイトアクセス解析のUA(ユニバーサルアナリティクス)のサポートを2023年7月1日をもって終了し、 GoogleアナリティクスはGA4へ移行しました。移行対応をされた方も多いと思います。

当社(こらぼたうん)はBtoB中心のビジネスで、ホームページのアクセス数は多い方ではありません。 そのため日常的に細かなアクセス解析はしていませんでした。

ところが、GA4への移行の際にユーザー数を確認してみると、少し意外な結果が見えました。
サイト全体のアクセスの約60%が、ブログ記事からの流入だったのです。

ここがポイント: 名刺やメール署名、被リンクではトップページURLが使われがちで、一般的にはトップページのアクセスが多くなります。
それでも実態は、ブログが入口になっているケースがある──これが企業ブログの“隠れた威力”です。

実際の数字:1週間408人のうち約60%がブログ経由

直近1週間の訪問者数
408
ページビュー(PV)
1677
ブログ由来の割合
約60%
自然検索(Organic)
259

下記は、直近1週間でアクセス数が多いページ順に並べたもの(上位10位)です。ブログを含めた総ページ数は約70ページほどあります。

直近1週間のアクセス数(ユーザー数降順)
図1:直近1週間のアクセス数(ユーザー数降順)

📝 補足:ユーザーとは?

Googleアナリティクスにおける「ユーザー」とは、特定の期間にWebサイトに訪問した人数です。 同じ人が複数回訪問しても、ユーザー数は「1」としてカウントされます。

また、全体の約60%強はキーワード検索をしてアクセスされたことが分かりました。408人中259人はOrganic Search(自然検索)でした。

流入経路の内訳(Organic Search)
図2:Organic Search(自然検索)による流入

📝 補足:Organic Searchとは?

Organic Search(自然検索)とは、検索エンジン上の通常検索結果(広告枠を除く)から、 ユーザーがURLをクリックして特定のページに流入することを指します。

なお、問い合わせページからの連絡もあります。多くはいわゆる営業メールですが、相談や質問などももちろん頂きます。

余談ですが当社の場合、卒論の時期になると「価値共創」をテーマにする学生さんからの質問が特に多くなります。 メールでの質問だけでは足りず、ゼミの学習として遠方から来られることもあります。

いずれにしても、キーワード検索を通じてブログへのアクセスが【きっかけ】となっているのは確かです。

なぜ企業ブログが“隠れた武器”になるのか(4つの効果)

企業ブログは、成果が現れるまで時間がかかり、本業よりも手間のかかる作業になることもあります。
ただ、この表を見返し、そして実際に問い合わせが増えたことを考えると、企業ブログは非常に有効なツールだと再認識しました。

① 顧客との接点をつくる

企業ブログは、見込み顧客との接点づくりに効果的です。会社概要や製品情報だけでなく、 読者に役立つ情報を届けることで「この会社、詳しい」「相談できそう」という信頼の入口になります。

② 検索(SEO)で集客できる

ユーザーは悩みや課題を解決するためにキーワード検索をします。企業ブログで「知りたい情報」を提供できると、 検索結果で見つけてもらいやすくなり、読者が訪れ、問い合わせや購買意欲につながります。

③ ブランディングと信頼性が上がる

専門知識や有益な情報を継続して発信している企業は、読者にとって頼りになる存在になります。 企業ブログは「専門性」「姿勢」「価値観」を伝え、信頼の土台を育てます。

④ 長期的な広告として働く

広告は止めると効果も止まりがちですが、ブログ記事は情報資産として残り続けます。 記事が増えるほど様々な検索語で見つけてもらえる確率が上がり、長期的な集客効果が期待できます。

一言でいうと: SNSのような“フロー型”は拡散力が強く、ブログのような“ストック型”は検索で残り続けます。
中小企業にとっては、ストックを積み上げることが「ネット上の資産づくり」になります。

始めるときのコツ:完璧より“まず1本”

企業ブログを始める際には、注意点やSEOのテクニックもあります。ですが、何より大切なのは「やってみること」です。

完璧な計画や戦略を練ることに時間をかけすぎると、始めること自体が遠のいてしまいます。
重要なのは、アイデアを形にし、実際に記事を書いて発信すること。

たとえ100人中1人でも、読んでくれる人がいれば素晴らしいですよね。

✅ 小さく始める3つのヒント

  • まずは「よく聞かれる質問」を1本の記事にする
  • 完璧を狙わず「読みやすさ(見出し・箇条書き)」を優先する
  • 書きっぱなしにせず、反応が良い記事から少しずつ整える

🔁 次に読む(実務編)

「ブログが資産になるのは分かった。じゃあ、どこから整える?」という方へ。
古い記事が“みすぼらしく見える問題”を、最小労力で解決する手順をまとめました。

✅ 古い記事がみすぼらしい…を最小労力で解決する方法|「見られてる記事だけ」整える

まとめ:ブログは中小企業の「資産づくり」

大企業と異なり、中小企業が広告費に大きな予算を掛けるのは難しいことも多いと思います。
それでも、企業ブログで継続的に情報発信を行えば、信頼性や専門性をアピールできます。

  • 検索からの流入が増え、広告費を抑えた集客につながる
  • 読者とのコミュニケーションが生まれ、相談・質問の入口になる
  • 記事が積み上がるほど、ネット上に資産が増えていく

BtoCだけでなく、企業が企業に対してモノやサービスを提供するBtoBにおいても有効です。
今日からでも始められます。ぜひ試してみてください。

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