この用語を“実践”に落とすなら:
さらに深掘りしたい方: 共創ワークショップ完全ガイド(アイデアWS10選)

ロールストーミング(Role Storming)

定義

ロールストーミングとは、参加者が自分の立場のまま意見を出すのではなく、別の人物や役割になりきって発想するアイデア創出法です。
たとえば「顧客だったらどう感じるか」「売り場担当者なら何に困るか」「営業ならどう伝えるか」といったように、視点を意図的に切り替えることで、固定観念を外しやすくなります。
共創ワークショップでは、企業側だけでは見えにくい感情や現場の違和感を拾う手法として有効です。

ロールストーミングの特徴

  • 自分の立場では出にくい意見を出しやすくなる
  • 「正解探し」ではなく、視点の幅を広げることに向いている
  • 顧客・売り場・営業・開発など、多面的な理解につながる
  • 共創の場で起こりやすい“社内目線への偏り”をほぐしやすい
✅ 「私はそう思わないけれど、“この立場ならこう言うかもしれない”」という形で話せるため、発言の心理的ハードルを下げやすいのも特長です。

マーケティングでの活用

ロールストーミングは、商品開発やサービス設計の場で、顧客理解を深めながらアイデアを広げたいときに有効です。
企業担当者だけで考えると、どうしても「作り手の論理」に寄りやすくなりますが、役割を切り替えることで、生活者の感情や利用場面のリアリティに近づきやすくなります。
価値共創マーケティングにおいても、顧客を“分析対象”ではなく、ともに価値を考える存在として捉えるうえで相性のよい手法です。

  • 顧客視点での新商品アイデア出し
  • 売り場担当者や営業担当者の視点を踏まえた改善案の整理
  • 利用場面ごとの不満・不安・期待の掘り起こし

📌 ここから実践:誰の視点で考えると、見えていない違和感が出てくるでしょうか?

顧客・売り場・営業・開発など、役割を1つずつ切り替えるだけでも、発想の幅は大きく変わります。

10選の記事で確認する → ※他の手法と組み合わせても使いやすい方法です

注意点

ロールストーミングは便利ですが、思い込みだけで他者の立場を決めつけないことが大切です。
「顧客ならこう思うはず」と断定するのではなく、あくまで仮の視点として試してみる使い方が向いています。
実際の生活者との対話や観察と組み合わせることで、より精度の高い気づきにつながります。

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→ ロールストーミングで発想する(共創WSガイド内)