福島で長く菓子食品卸売業を営みながら、卸売の枠にとどまらず小売・EC・海外・商品企画まで領域を広げ、 さらに「チャレンジする風土の継承」を中長期ビジョンとして、組織づくりを着実に積み上げている——。 私たちが、感じる 渋谷レックス株式会社様 の魅力を紹介します。
1. 卸売の枠を超える事業展開——「食の流通」を進化させる
渋谷レックス様は、菓子食品卸売業としての信頼を土台にしながら、 卸売の枠に捉われない事業展開を実装している企業です。 多様な販路・多様な業態との取引をベースに、小売・EC・海外・企画開発へと領域を広げ、 “流通の会社”から“価値を生む会社”へと進化を続けています。
基幹(卸)を核に、戦略事業を育てる
- 国内有名菓子メーカーから仕入れ、福島県内外の多様な業態へ供給(スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、百貨店、施設売店など)
- 本社隣接の菓子専門小売「カストマー」を展開
- EC:楽天市場・米国Amazonに出店/ギフト・イベント向けEC「Depic(デピック)」を展開
- 輸出:2014年からアジア圏中心に開始し、嗜好に合わせた商品開発を通じて販路拡大
- 自社ブランド:乳幼児用食品「モグモグちゃんシリーズ」(防腐剤・保存料不使用の安心・安全設計)
- 企画開発:自社ブランド「なつ菓子屋」/地域コラボ(例:平田村ハバネロ×喜多方ラーメンとの「ハバネロ味噌ラーメン」企画)
“品揃えの強さ”だけで勝負するのではなく、企画・開発・プロモーション・流通を統合して 渋谷レックス独自の価値を生み、価格競争に巻き込まれない企業を目指す。 その姿勢が、事業の広がり全体に通底しているように感じます。
2. 「挑戦」をスローガンで終わらせない——人財投資という意思決定
活発なコミュニケーションから立ち上がるアイデアを大切に、組織全体がチャレンジできる環境づくりを常につくり続けています。
私たちが渋谷レックス株式会社様に強く惹かれるのは、「挑戦」や「コミュニケーション」を きれいな言葉で掲げるだけでなく、挑戦が生まれる“条件”を会社の仕組みと環境として実装している点です。
卸売業は、ときに「条件」や「品揃え」だけでは選ばれ続けにくい局面があります。 だからこそ同社は、会社の存続と進化のために、関わる人のパフォーマンス向上こそが最大の経営課題だと捉え、 “人を資本として捉える”という意思決定を、言葉ではなく行動で積み重ねてきました。
その実行は一方向ではありません。採用で人が集まり、共育で人が育ち、制度で努力が報われ、 環境整備で対話が起き、DXで挑戦の時間が戻ってくる——。 人への投資が循環として回る設計があるから、挑戦が単発で終わらず、次の挑戦が生まれ続けるのだと感じます。
「人への投資」が“会社の強さ”に変わっていくポイント
- 対話が増えることで、小さな違和感や改善の芽が早期に共有される
- プロジェクトや兼務が当たり前になり、挑戦が「特別」ではなく「日常」になる
- 評価とフィードバックの仕組みが、納得感と成長のスピードを支える
- 効率化で生まれた時間が、新規事業・市場開拓・共創の活動に振り向けられる
現場で感じるのは、こうした取り組みが「制度紹介」に留まらず、 社内の行動変化として息づいていることです。 だからこそ、同社の挑戦は“気合い”ではなく、再現性のある力として積み上がっていくのだと思います。
3. オフィスリモデルで、“話せる・応援できる”環境を実装
価値共創がうまく回る企業に共通するのは、外向きの発信だけではなく、 社内にも対話が生まれる「器」があることです。
渋谷レックス様は、2022年に本社1階のオフィスをリモデルし、さらに2024年には2階も整備して、 社員間のコミュニケーションが生まれやすい環境を段階的に強化してきました。 “見た目が新しい”ことより、小さな発見も大きな挑戦も共有しやすく、応援し合える状態を目指した設計が印象的です。
「環境が変わると、行動が変わる」
- 短い相談が増える
- 小さな発見が共有される
- フィードバックが回り、挑戦が続く
4. DXで、ルーチンを圧縮し「挑戦に時間を戻す」
挑戦が続く会社には、「ムダな忙しさ」を減らす工夫があります。 kintone や Chatwork などのツール活用を通じて、 ルーチンワークの軽減と属人化の解消を進め、情報共有や意見交換を促進してきました。
オフィスのフリーアドレス化に伴い、ノートPC化・スマートフォン支給・受付業務の削減など、 “働き方の前提”そのものを更新していった点も特徴的です。 その結果、データ保存への意識が高まり、効率化がさらに加速していく。 DXが単なるIT化ではなく、挑戦を生む余白づくりとして機能しているのが、同社らしさだと感じます。
DXは「挑戦に時間を戻す」ための設計
- 情報共有が速くなる → 意思決定が前に進む
- 属人化を減らす → 新規プロジェクトが回る
- 交流が増える → アイデアが立ち上がる
5. 生活者や社員との対話——価値共創を“実務”に落とす
渋谷レックス様の企業価値を押し上げている要素として、私たちがぜひ触れておきたいのが、 生活者や社員との対話を取り入れ、価値を「いっしょに磨く」姿勢です。
福島に拠点を置きながらも、 社長や役員の方々も自ら横浜まで足を運び、 生活者との対話の場に実際に身を置いていらっしゃいます。 そこで得られる反応や言葉の手触りを、机上の推測ではなく現場の実感として確かめながら、 「選ばれる理由」を磨き、施策や提案へ落とし込んでいく——。 その姿勢が、同社の挑戦を“積み上がる学び”に変えているのだと感じます。
(価値を磨くための、現場の確認)
(納得感のある意思決定へ落とす)
対話から得られるのは“情報”ではなく、納得感のある意思決定
- 迷い・判断・言葉にならない反応に触れる
- その場で仮説を磨き、次の打ち手を具体化する
- 小さく試し、振り返り、改善を積み上げる
このサイクルがあるからこそ、挑戦が「一過性のイベント」にならず、 学びとして積み上がり、次の挑戦につながる——そう実感します。
6. 採用・育成・定着——「人が集まり、育ち、続く」仕組み
渋谷レックス様は、採用・配置・能力開発・評価・報酬・福利厚生といった「人」に関わる仕組みを、 “文化を支える設計”として積み上げています。 ここが「理念が行動になり、行動が文化として定着する」最大の強みだと感じます。
挑戦が続くための「安心」と「成長」の仕組み
- 成長支援制度(3ヶ月ごとの振り返り・自己採点と、部課長での支援会議によるフィードバック)
- 「人に教えているか」まで評価に含め、知見共有が自然に起きる設計
- メンター制度/1on1で、新卒を中心に不安の早期ケア
- 親孝行手当・メンター手当など、価値観が伝わるユニークな制度
- 社員満足度の見える化(ツール活用)と、課題の早期対処
- 新卒・中途・外国人材など、多様な人財が活躍しやすい環境整備
さらに、採用においては動画活用などを通じて、 “文字では伝わりにくい会社の雰囲気”を見える形にしながら改善を続けています。 志望動機として「人柄で選んだ」「人間関係が良さそう」という声が増えている点は、 まさに文化が採用力になることを示しているように思います。
7. 結び:価値共創は、形式ではなく企業文化そのもの
渋谷社長は言います。『事業を創るのは人である』の考えを私は大事にしています。
社員や、その先の取引先様やお客様と、全ての人がワクワクする事で、企業だけでなく業界も発展する。そんな想いで当社は今後も皆様がワクワクする会社を目指して邁進してまいります。
渋谷レックス様の取り組みを見ていると、あらためて実感するのは—— 価値共創とは、特別なイベントや形式的なプログラムのことではない、ということです。
オフィス改革で対話が起きる“器”を整え、DXで余白をつくり、
対話で価値を磨き、採用・共育・評価の仕組みで文化を定着させる。
その積み重ねが「チャレンジする風土の継承」を支え、企業理念を“言葉”ではなく“行動”として根づかせています。
人が主役の会社で、学びが積み上がり、次の挑戦が生まれています。
——この空気感そのものが、渋谷レックス株式会社様の企業価値であり、これからの強さだと、私たちは感じています。