CMP(コンセント管理プラットフォーム)
定義
CMP(Consent Management Platform/コンセント管理プラットフォーム)とは、
ウェブサイトやアプリでユーザーの同意(コンセント)を取得・管理し、Cookieやデータ活用を適切に制御するための仕組みです。
GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)など、プライバシー規制への対応に欠かせない基盤とされています。
CMPの役割
- Cookie利用やデータ収集に関する同意バナーの表示・管理
- ユーザーの選択(同意/拒否/部分承認)の記録と保持
- 広告・分析ツールとの連携による同意状況の反映
- 規制変更や監査に対応できる透明性の確保
DMP・CDPとの違い
- DMP:広告配信向けに匿名データを管理
- CDP:個人を識別できる顧客データを統合・活用
- CMP:データ利用の前提となる「同意」を管理
活用例
- ウェブサイトでのCookie同意ポップアップの実装
- ユーザーごとの同意ステータスを広告配信に反映
- プライバシー規制対応を自動化して監査リスクを軽減
FAQ
- Q. CMPを導入しないとどうなりますか?
- A. プライバシー規制違反のリスクが高まり、場合によっては多額の罰金やブランド信頼の毀損につながります。
- Q. CMPとCookieバナーの違いは?
- A. 単なるバナー表示にとどまらず、CMPは同意の取得・保持・証跡管理までを包括的に担います。
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