リテンション(継続率)

定義

リテンション(Retention/継続率)とは、既存顧客が一定期間後もサービスを利用し続けている割合を示す指標です。
サブスクリプション型ビジネスや会員制サービスにおいて、顧客維持の健全性を評価する重要なKPIのひとつです。

ポイント: リテンションは「どれだけ顧客をつなぎとめられているか」の数値。高いほどLTVが伸び、事業の安定性が増します。

計算式

リテンション率(%)= 期末時点の顧客数 ÷ 期初の顧客数 × 100

例:期初顧客1,000人 → 期末も950人利用 → リテンション = 95%

※ 新規獲得顧客を含めるかどうかは定義により異なります。

活用方法

  • サブスク健全性の評価: SaaSや定額サービスの継続利用率を確認。
  • 施策効果検証: カスタマーサクセスやロイヤリティ施策の効果を測定。
  • LTVとの関係: リテンションが高いほど顧客生涯価値(LTV)が伸び、投資回収が容易になる。
  • Churnとの対比: Churn(離脱率)と合わせて見ることで健全性が把握できる。

改善のポイント

  • オンボーディング改善: 初期体験をスムーズにして利用定着率を高める。
  • 継続利用メリットの訴求: 長期利用特典やロイヤリティプログラムを導入。
  • 顧客サポートの強化: 問い合わせ対応やチュートリアルを充実させる。
  • パーソナライズ: ユーザー行動データを活用し、ニーズに合った提案を行う。

FAQ

Q. リテンション率の目安は?
A. SaaSでは月次90%以上が健全、EC定期購入では80%以上が目安とされます。
Q. Churn(離脱率)との違いは?
A. リテンションは「残った割合」、Churnは「離れた割合」を表します。両者は裏表の関係です。
Q. 改善するには何が一番重要?
A. 初期体験(オンボーディング)の設計と、顧客価値を感じられる継続的なサポートが最も効果的です。

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