ファーストパーティデータ
定義
ファーストパーティデータとは、企業が自社で直接収集する顧客データのことを指します。
具体的には、Webアクセス履歴・購買履歴・会員登録情報・アプリ利用データなどが含まれます。
第三者提供のデータに比べて精度が高く、プライバシー規制にも適合しやすいのが特徴です。
特徴
- 企業と顧客の直接接点から収集されるため、信頼性・精度が高い
- 個人の同意を得たうえで利用でき、GDPRやCCPAにも対応しやすい
- 広告依存度を下げ、ゼロパーティデータとの組み合わせで価値を拡張できる
サードパーティデータとの違い
- ファーストパーティデータ:自社で直接収集(購買履歴・会員情報など)
- サードパーティデータ:外部のデータプロバイダーが販売・提供
活用方法
- 顧客セグメンテーションによるターゲティング強化
- パーソナライズされたレコメンデーションやメール配信
- CDP(カスタマーデータプラットフォーム)への統合活用
FAQ
- Q. ファーストパーティデータとゼロパーティデータの違いは?
- A. ゼロパーティデータは顧客が「自ら進んで提供した情報」であり、ファーストパーティデータは企業が「顧客行動を通じて収集した情報」です。
- Q. ファーストパーティデータを増やす方法は?
- A. 会員制度やアプリ導入、アンケート、購買履歴の活用など、顧客接点の拡充によって収集できます。
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