この用語の実務での使い方は 共創ワークショップ完全ガイド(アイデアWS10選) に掲載しています。
KJ法
KJ法とは、膨大な情報やアイデアをカードに書き出し、グループ化・統合しながら本質的な関係性や構造を見出す発想整理法です。
定性調査データの分析や新商品開発のアイデア創出などに活用されます。
KJ法の意味
KJ法は、文化人類学者・川喜田二郎氏が考案した手法で、名前の由来もイニシャル「KJ」にあります。 バラバラの意見や観察結果をカード化し、グループにまとめることで「見えない構造」を浮かび上がらせることを目的としています。
KJ法のやり方
- 意見・情報・アイデアを1枚のカードに1つずつ書き出す
- カードを机に並べ、似た内容ごとにグループ化する
- グループにラベル(小見出し)を付ける
- さらにグループを統合し、上位の構造を整理する
- 全体の関係性を図式化して解釈する
KJ法の効果・メリット
- 複雑で雑多な情報を整理できる
- 隠れた関係性や本質的な課題を発見できる
- チームで行うことで合意形成がしやすい
- マーケティング調査や顧客インサイト分析に有効
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