📌 このページは「中小企業支援機関(商工会・商工会議所・金融機関など)向け」のご案内ページです

価値共創マーケティングの実践支援を行うこらぼたうんが、経営指導員・職員の皆さま向け研修/会員企業向けセミナー/共創プロジェクト伴走についてまとめています。

中小企業支援機関
(商工会・商工会議所・金融機関など)のみなさまへ

共創マーケティング研修でグループワークに取り組む参加者の様子

「セミナーは開催しているのに、会員企業の行動が変わらない」「補助金や制度の説明に終始してしまい、売上づくりまで伴走しきれない」──そんなモヤモヤを感じることはありませんか?

株式会社こらぼたうんは、2001年の設立以来、企業と生活者が一緒に価値をつくる「共創マーケティング」を専門に支援してきました。近年は、商工会・商工会議所・金融機関・自治体など、中小企業を支える支援機関のみなさまからのご依頼も増えています。

このページでは、支援機関の立場から共創マーケティングを活かすための、研修メニュー・会員向けセミナー・共創プロジェクト伴走についてご紹介します。

こんな支援機関の方にご相談いただいています

こらぼたうんの共創支援を特にご活用いただいているのは、次のような課題感をお持ちの支援機関です。

  • 会員企業の販路開拓・マーケティング支援を強化したい
  • 価格競争からの脱却や独自化をテーマに支援したい
  • 経営指導員・職員の「聞く力」「共創力」を高めたい
  • 参加型・共創型の新しいセミナー・研修を企画したい
  • 地域の事業者同士・事業者と生活者のつながりをつくりたい

よくうかがうお悩み(一例)

  • 「セミナーは好評だが、半年後に振り返ると何も変わっていない
  • 「相談内容が資金繰りや制度説明に偏りがちで、売上づくりの話に踏み込めない」
  • 「事業者の本音を聞きたいが、関係性もあり、踏み込んだ質問がしづらい
  • 「“共創”“参加型”の重要性は感じるが、具体的な場づくりのノウハウがない

支援機関のみなさまは、地域の中小企業に最も近い存在です。だからこそ、「正しい答えを配る支援」から「一緒に考え、一緒に試す共創型支援」へのシフトが、大きな変化を生みます。

こらぼたうんが支援機関のみなさまに提供できること

こらぼたうんでは、支援機関向けの共創支援を大きく3つのメニューに整理しています。いずれも単発ではなく、支援機関の課題や地域の状況に応じて、組み合わせてご提案します。

経営指導員・職員向け

① 共創マーケティング研修

「良いアドバイスなのに動いてもらえない」を変えるための、聞き方・関わり方・共創の場づくりを学ぶ研修です。

会員企業向け

② 参加型セミナー&共創ワークショップ

価格競争からの脱却、独自化、顧客の声の活かし方などをテーマに、事業者自身が考え、対話し、アイデアを持ち帰る場をつくります。

プロジェクト伴走

③ 共創プロジェクト設計・伴走支援

生活者参加型の商品・サービス開発、地域ブランドづくりなど、共創プロジェクト全体の設計から実施まで伴走します。

① 経営指導員・職員向け 共創マーケティング研修

経営指導員・職員のみなさまが、「制度説明の専門家」から「共創のファシリテーター」へと一歩踏み出すための研修です。

  • 共創マーケティングの基本的な考え方
  • 「情報を集める聞き取り」と「一緒に考えるヒアリング」の違い
  • 本音を引き出す質問の工夫とロールプレイ
  • 個別相談からグループ共創の場への橋渡しの仕方

半日・1日・連続講座など、時間枠や回数はご相談のうえで設計いたします。

② 会員企業向け 参加型セミナー&共創ワークショップ

「いい話を聞いて終わり」ではなく、自社のこととして考え、やってみたい一歩が見える参加型の場づくりを行います。

テーマ例:

  • 価格競争から抜け出す「選ばれる理由」のつくり方
  • アンケートに頼らない、生活者インサイトの見つけ方
  • 小さな会社のための、共創アイデア発想ワークショップ

③ 共創プロジェクトの設計・伴走支援

こらぼたうんが運営する協力会員「こらぼれーたー」や、地域の生活者・事業者を巻き込みながら、中長期の共創プロジェクトを設計・伴走します。

  • テーマ設定(例:新商品開発、既存商品のリブランディング、サービス改善など)
  • 生活者・参加事業者の募集設計
  • 共創ワークショップの企画・ファシリテーション
  • アウトプットの整理と、社内への共有・活用支援

ご支援の進め方

初めてのご相談の場合でも、「まずはオンラインで30〜60分ほど」お話をうかがうところから始めます。無理に企画を押し付けることはありませんので、現在の状況や課題感をざっくばらんにお聞かせください。

  1. STEP1 お問い合わせ・ご相談

    メールフォームまたはオンライン相談にて、支援機関名・地域・ご相談内容の概要をお知らせください。

  2. STEP2 現状ヒアリング

    会員企業の業種構成、これまでの支援メニュー、地域ならではの特性などをうかがいます。

  3. STEP3 メニュー・プログラムのご提案

    研修・セミナー・プロジェクト伴走のうち、目的やご予算にあわせて最適な組み合わせをご提案します。

  4. STEP4 実施準備

    告知文案の作成、参加対象者の整理、当日の進行・役割分担などを一緒に詰めていきます。

  5. STEP5 当日実施

    こらぼたうんがファシリテーションを担当し、支援機関のみなさまにも一緒に場づくりに関わっていただきます。

  6. STEP6 振り返り・今後のフォロー

    参加者の声やアウトプットを整理し、次の支援メニューやプロジェクトにどうつなげるか一緒に検討します。

導入事例(概要)

実際にご一緒した支援機関での取り組みを、ご紹介します。

事例1地方商工会での共創ワークショップ

Before:セミナー参加者が固定化し、「同じ顔ぶれ・同じ雰囲気」が続いていた。

After:業種をまたいだ共創ワークショップを実施。参加者同士のつながりが生まれ、後日、異業種コラボ商品の検討が始まった。

事例2商工会議所主催 経営指導員向け研修

Before:補助金や制度の案内が中心で、「売上の相談には踏み込めない」と感じていた。

After:共創的ヒアリングを学び、「まずは本音を聞く」「理想の状態から逆算して支援策を考える」といった対話が増えた。

事例3商工会青年部が挑戦した商品企画──座学から実践へ、楽しく続ける取り組み

Before:毎年の研修は座学中心で、「学んで終わり」「本業が忙しくて続かない」という声が出ていた。

After:青年部メンバー自身がアイデアを出し合い、試作・テスト販売までを一連のプロジェクトとして実施。 「楽しみながら実践する学びの場」として、次年度以降も継続する流れができた。

※その他セミナー・勉強会など多数。

地方自治体主催の講演会で共創マーケティングについて話をする代表の中間祥二 中小企業支援機関の担当者に向けて価値共創マーケティングについて説明しているセミナー風景 商工会で開催した共創マーケティング勉強会でテーブルごとに意見交換している様子 中小企業支援機関でのセミナーで参加者が資料を見ながら講義を聞いている風景 商工会議所の会員企業向け共創マーケティング研修で講義を行っている様子 金融機関の法人顧客向け共創マーケティング研修で中小企業支援のポイントを説明している場面

具体的な事例やプログラム内容については、オンライン相談時にお話しできる範囲で共有いたします。

※これまでに、まつえみなみ商工会、あいづ商工会、福島県中小企業団体中央会、山梨県商工会連合会などで
共創マーケティング研修・プロジェクト伴走を実施しています(順不同・敬称略)

よくあるご質問

Q. 小規模な支部・単会でもお願いできますか?

A. はい、可能です。参加人数やご予算にあわせて、コンパクトな研修・ワークショップとして設計いたします。近隣地域との合同開催などもご相談ください。

Q. 予算に制約があるのですが、どのような形が考えられますか?

A. まずは「何を優先したいか」をうかがったうえで、単発のオンライン研修から、年間を通じた伴走まで、いくつかのパターンをご提案します。公的支援制度の活用余地なども含めて一緒に検討します。

Q. オンラインと対面の組み合わせもできますか?

A. はい、可能です。導入部分はオンライン、ワークショップは対面など、地域の状況や移動コストを踏まえて柔軟に組み合わせます。

Q. どのくらい前から相談すればよいでしょうか?

A. 目安として、開催の2か月前ぐらいにご相談いただけると、告知・募集・プログラム調整をスムーズに進めやすくなります。タイトなスケジュールの場合も、まずは一度お問い合わせください。

商工会議所・金融機関などの中小企業支援機関のみなさまの
「共創型支援づくり」をご一緒しませんか?

まずはオンラインで現在の状況をおうかがいし、無理のない範囲での進め方をご提案いたします。
「具体的な企画はこれから」「まずは情報収集から」という段階でも、お気軽にご相談ください。