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価値共創マーケティング 実践ガイド

中小企業の社長やマーケティング担当者向けに、顧客理解を深めた上で「共感される商品・サービス」をつくり、 持続的な成長を目指すための実践知をまとめます。
アンケートや机上の議論だけでは見えない「暮らしのリアル」から、選ばれる理由を共に育てる——それが価値共創マーケティングです。
株式会社こらぼたうんは2001年の設立以来、企業と生活者が同じ目線で語り合う 価値共創マーケティングの実践支援を続けてきました。現場で育った「回る型」を、わかりやすく言語化してお届けします。

対象:中小企業(BtoC) テーマ:顧客理解/共感/価値づくり 形式:章ごとに更新(連載)

読み方のおすすめ

この本は「じっくり読んで理解を深める」ために設計しています。
まずは目次を眺め、気になる章から入っても大丈夫です。可能なら第1章 → 第3章 → 第6章の順で読むと、 “共創の全体像”が最短でつかめます。

こんな場面で活用できます

「うちもこれだ」と感じたところから読めます。各カードから、該当する章へすぐ飛べます。

顧客の声をどう活かすべきかわからない

数字だけでは掴めない「暮らしの文脈」から“心の声”を拾い、商品やサービスに活用。

→ 第2章へ

素材はあるが製品化の方向性が見えない

共創セッションで活用アイデアを発想し、“形になる価値”へ具体化。

→ 第7章へ

顧客インサイトが見えない

行動・迷い・つぶやきから、言葉にならない「買う理由」を拾う。

→ 第4章へ

販路先に刺さらないと言われる

セッションで得たリアルな活用シーンを武器に、営業資料を再構成。

→ 第8章へ

社内評価と市場評価が乖離している

生活者との共創レビューを通じ、“共感される評価軸”を確立。

→ 第9章へ

営業提案が機能説明で止まる

共創で“使い方シナリオ”を作り、提案力を高める。

→ 第8章へ

生活者ニーズと社内企画が乖離

共創による仮説検証で“本当に求められる価値”を抽出。

→ 第7章へ

ネーミングが顧客に響かない

共創で「共感キーワード」から自然に生まれる名前を発見。

→ 第5章へ

自己満足の商品になっていないか不安

顧客と共に「なぜ使うのか」を深掘りし、真の価値を検証。

→ 第5章へ

インサイトが企画に結びつかない

発見した気づきを共創ワークで磨き、商品開発に直結させる。

→ 付録(型まとめ)へ

モニター調査では踏み込めない

共創体験で“感情の動き”や“意味づけ”を可視化。

→ 第3章へ

社内承認や調整に時間がかかる

組織横断で課題を共有。スピード感ある意思決定へ。

→ 第9章へ

※もっと具体的な「困りごと」から探したい方は、付録(チェックリスト/テンプレ)もおすすめです。

目次(章リンク)

第1章 なぜ今「価値共創マーケティング」なのか 市場の変化と“選ばれる理由”が育つ土台を整理します。 第2章 顧客理解の落とし穴:アンケートでは見えないもの 数字だけでは掴めない「暮らしの文脈」をつかむ視点。 第3章 本音は「聞かれる」より「出ちゃう」—場の設計 対等な空気・結論を急がない・暮らしの言葉で語れる場。 第4章 観察で見える「買う理由」:現場から仮説をつくる 行動・迷い・つぶやきから、言葉にならない価値を拾う。 第5章 インサイトを言語化する:刺さる仮説の立て方 “それだ”と言われる一文を作る、仮説→検証の型。 第6章 共創セッションの進め方:再現できる運営設計 設計→場→問い→記録→振り返り。うまく回る運営の全体像。 第7章 企画に落とす:価値提案を“形”にする手順 やりたいことを、選ばれる“提供価値”へ翻訳する。 第8章 伝え方・売り方へ:共感が生まれる体験設計 価格ではなく共感で選ばれる。体験の流れを整える。 第9章 社内を動かす:部署横断・合意形成・継続のコツ “やらされ感”をなくし、現場が回る仕組みを作る。 第10章 成果の測り方:KPIと学習サイクルで育てる 小さく試し、学びを次に繋げる。継続成長の設計。 付録 チェックリスト/テンプレ/よくある失敗と対処 現場で迷わないための“型”をまとめて使えるように。

読み進めのコツ

  • 気になる章から読んでもOK。ただし「場の設計(第3章)」は早めがおすすめ。
  • 読んだら、自社の現場で「小さく試す」→ 気づきをメモする、を1セットに。
  • 章末の「要点3行」を社内共有すると、共通言語が増えて動きやすくなります。

著者プロフィール

中間 祥二(株式会社こらぼたうん)🔗

企業と生活者が同じ目線で語り合い、現場の“つぶやき”から選ばれる理由を育てる 価値共創マーケティングの実践支援を行っています。
2001年の設立以来、共創セッション、買い物同行、企画・発信・売り方の伴走支援を通じて、 企業(特に中小企業)が価格ではなく共感で選ばれる状態をつくることを目指しています。

価値共創マーケティングを、あなたの現場で「回る型」にしませんか?

まずは現状を伺い、どこから着手すると成果に繋がりやすいかを整理します。
「顧客理解を深めたい」「共感で選ばれる提供価値を作りたい」そんな方はお気軽に。

※ご相談後に無理な営業は行いません。状況に合う進め方をご一緒に考えます。

まずはここから:第1章

第1章|導入

なぜ今「価値共創マーケティング」なのか

市場の変化で「機能・価格」だけでは選ばれにくくなった今、なぜ“共感で選ばれる理由”を育てる必要があるのか。 価値共創の全体像を、最初にスッと掴める章です。

※「じっくり派」のおすすめ順:第1章 → 第3章 → 第6章(全体像→場づくり→運営設計)