~共創で新たな価値の創造を目指して~
共創マーケティングの重要性
こんにちは。
株式会社こらぼたうん 代表取締役 コンサルタント 中間 祥二です。
今やモノが溢れ成熟した市場においては、新しい商品やサービスが生まれにくくなってきています。
既に大量生産・大量消費を前提とした「作れば売れる時代」は終わりました。
しかし、いつの時代にも、お客様が必要としているのは、製品・サービスそのものではなく、それらが生み出す「価値」です。
昨今、「共創」という言葉を目にする機会が増え、人々や企業がつながり、社会やビジネスの新しい価値を生み出す「共創(Co-creation)」が、今あらためて注目されるようになりました。
これからの時代は、人と人とがコラボレーションして共に創る「共創」が課題の解決のカギになると私は感じています。
また、マーケティングにおいては、「これからの企業の成長には顧客との価値共創が不可欠である」とも感じています。
「共創」とは何か?
「共創」とは何なのでしょうか。
「企業が主体となって価値を創造するのではなく、消費者を主体として価値を創造すること」「イノベーションを企業と顧客が一体となって実現すること」といった定義があります。
この言葉は、2004年、米ミシガン大学ビジネススクール教授、C.K.プラハラードとベンカト・ラマスワミが共著『The Future of Competition: Co-Creating Unique Value With Customers』で提起した概念とされています。
企業が、様々なステークホルダーと協働して共に新たな価値を創造するという概念「Co-Creation」の日本語訳です。
ビジネスのスピードが加速し、変化への対応が企業の存続に大きく影響する時代になったことが、この言葉が注目される背景にあります。
競争優位は維持しにくく、一企業だけでは生き残れない時代に突入しています。
だからこそ、「共創」によって競争優位を生み出し続けようという考え方に期待が寄せられているのかもしれません。
なぜ、「共創」は必要なのか?
共創を通じたビジネスで多くの人をしあわせにし、新しい価値を生み出す。
「自分らしさを大切にしながら、他者のしあわせも大切にし、共存する」──これは本来誰もが持っているマインドです。
しかし現実には、妥協や二者択一を迫られる場面が多くあります。
「すべての人」に対応する共創ビジネスが、これまで見過ごされてきた社会の課題を解決し、今までになかった新しい価値を生み出すのです。
「自分らしさ」と「他者とのつながり」を同時に大切にする。
これが共創の原点です。
◆ 株式会社こらぼたうんの取り組みとは!
モノやサービスの開発には、消費者ニーズの把握が欠かせません。
ITの発達により、インターネットを活用した情報収集も容易になりました。
しかし、情報 → 知識 → 知恵へと変換できなければ、そこに価値は生まれません。
単なる調査ではなく、生活者・消費者と企業担当者がFace To Faceで真の対話を行うことが、感動・共感による共創価値を生み出します。
こらぼたうんは、企業の組織全体と全社員の変革と成長を目指して、2001年に設立されました。
一方的な価値提供ではなく、デザイン思考を基に、企業と消費者の交流を通じて新たな商品・サービスを共に創る。
共創マーケティングは、潜在ニーズを掘り出し、企業同士も協力して新たな価値を生むアプローチです。
さらに、共創の効果は、商品・サービスの共感創出にとどまらず、共感される組織づくりにもつながります。
私は、共創を通じて企業様の課題を解決し、より一層消費者に共感される商品・サービスを提供するお手伝いをしたいと考えています。
消費者にとって価値あるものを創造し、喜んで商品・サービスを使っていただく。それが私の想いです。
これからの時代と共創
企業が製品を提供して終わる時代は終わりました。
モノがサービス化するこれからの時代、人と人とがコラボレーションして共に創る「共創」がカギになると私は感じています。
共創は、ビジネスにおける重要な手法の一つです。
企業と消費者・生活者が共に交流し、新たな商品・サービスを創り出しませんか?
ぜひ一緒に、共創によってデザイン思考へと変えていきましょう。
ご興味がございましたら、お気軽にご相談・お問合せください。