「対話」が起こすパラダイムシフト

「対話」が起こすパラダイムシフト

こらぼたうんが行っている共創(きょうそう)は企業担当者と消費者との「対話」を中心に進めます。

情報や知識に新たな意味や価値をもたらし創造的なコミュニケーションとしての作用があるのが「対話」であり、創造的な価値を生み出す共創マーケティングを行う上で最も大切にしていることです。

  

こらぼたうんにおける企業と生活者との対話

こらぼたうんにおける企業と生活者との対話

「議論」と「対話」の違い

対話と対比されるのが議論です。議論は誰の意見が正しいのか白黒つけるものです。英語ではディスカッションであり語源は「パーカッション(打楽器)」と共通の語源で、相手の主張をたたきく(打ち負かす)意味を含んでいます。自分の正当性を主張するのが議論でもあります。

 

一方、対話は、テーマに沿って、自分の経験値の中から考えて話をすることです。相手の話に耳を傾け向き合い、何かの結論を出すことが必ずしも目的ではなく、理解を深め探求していくものです。議論と異なり勝ち負けの生じないアイデアを生み出すために行うものが「対話」です。 

 

対話の中から生まれるパラダイムシフト

対話を継続すると、それぞれの人が持っていた意見の総和にならないことがしばしば現れてくることがあります。

 

相手の立場に立ち、多様な見え方や考えを受け入れることによって、当然のことと考えられていたモノやコトの価値観などが劇的に変化します。(パラダイムシフト)これは「議論」を重ねても出現しないものです。

 

企業が消費者に一方的に商品やサービスを提供し、商品・サービスが売れたら完結する時代ではありません。

 

企業と消費者が継続的につながり、そして双方の対話の中から新たな価値を創造すること。「共創」の目的は、多様な立場の人たちと対話しながら、文字通り新しい価値を「共」に「創」り上げていくことです。

  

「対話」により情報や知識に新たな意味や価値をもたらし、創造的なコミュニケーションとして作用し、プロセスを体感し共有することで、相互理解を深めると、これまでの延長線上にない考えが創発されます。

 

企業と消費者の枠組みを超えて互いに「対話」する中で気づきを促し、創造的な価値を生み出していく。だから共創マーケティングにおいては「対話」が重要になるのです。


中間祥二 株式会社こらぼたうん代表取締役